英語でのやりとりって、なんとなく「please」をつけておけば丁寧になると思ってしまいませんか?
ある程度英語を話せる人でも、これは中学英語でがっつり染み込んでしまっている人もいるのではないでしょうか(笑)私も最初はそうでした。英語でチャットを送るときは、文の頭にも最後にもpleaseをつけるのが礼儀だと思い込んでいたんです。
でもある日、アメリカ人の上司から「すごく丁寧だけど、ちょっと堅いかもね」とやんわりフィードバックをもらって、目からウロコ。
今回は、上司のJohnさんと私との実際のやりとりを元に、「please」の自然な使い方と、英語で丁寧にお願いするコツをまとめてみました。
Pleaseはどう聞こえるの?アメリカ人上司と私の会話

Hi, I finished the draft. Please check the file and please let me know your feedback.
ドラフトが完成しました。ファイルを確認して、感想を教えてください。
※この時点でpleaseを2回使用💦

Sure, I’ll take a look!
もちろん、見てみるよ!
(数分後・・・・)

Just a quick note — your message is very polite! But in casual team chats, we usually skip “please” unless we really need it.
ちょっとだけ補足すると、とても丁寧なメッセージだったよ!
でもチーム内のカジュアルなやり取りでは、「please」は必要なとき以外は省略することが多いんだ。

Oh really? I thought adding “please” always makes it sound polite.
そうなんですね?「please」をつければいつでも丁寧になると思ってました。

It does! But too many “pleases” in one message can feel a bit formal or even overly insistent.
もちろん丁寧に聞こえるよ。でも「please」を連発すると、ちょっとフォーマルすぎたり、強くお願いしているように感じることもあるんだ。

Got it. Thanks — I’ll keep it in mind!
なるほど。ありがとうございます!気をつけます。
解説:Pleaseの使いすぎ。なぜNGだったのか?
Please check the file and please let me know your feedback.
文法的にはまったく間違っていません。でも、同じ文の中で “please” を繰り返すと、かえって不自然に響くことがあります。
不自然に感じられるポイント
- 英語では“過剰な丁寧さ”が逆効果になることがある
- 特にチャットやメールなどでは、簡潔でフラットな口調が好まれる場面が多い
- “please”を多用すると「形式的」「命令っぽい」「距離がある」ように感じられることもある
上司のフィードバックの要点
“We usually skip ‘please’ unless we really need it.”
- ネイティブスピーカーは、“必要なところだけ”にpleaseを使うことで、
丁寧さと自然さのバランスを取っています。
つまり、どういうこと?
「すみませんが、こちらお願いします。そして、こちらもお願いします。あと、これもお願いします。」
→ どれも丁寧だけど、全部に“お願いします”がつくと、少し堅く、圧を感じる…そんな感覚です。

私たちも日本語では「お願いします」を連発する場面ってそうないですよね(笑)
自然なお願いの言い換え方
英語のやりとりでは、「丁寧にしたい=pleaseを連発する」とは限りません。
実際には、相手への気づかいが伝わる“柔らかい言い方”のほうが好まれることも多いです。
Please check the file.
➡️ Could you take a look at the file?
“Could you”を使うことで控えめかつ丁寧に聞こえます。
Please let me know your feedback.
➡️ Let me know what you think when you get a chance.
“when you get a chance” で柔らかくなります。
Please reply soon.
➡️ Looking forward to hearing from you.
お返事お待ちしています、のようにビジネスメールの締めによく使う表現です。
もしPleaseを使うなら、1文に対して1回のみが目安です。また、Pleaseはなくても英文を丁寧にできます。例えば、Could you や Let me know when you have time のように相手を尊重する表現が◎です。
よく使われるその他の表現
・Would it be okay if I asked you to…?
・Just wanted to check if you had a chance to…
・If it’s not too much trouble, could you…?
Pleaseは万能ではない。思いやりが伝わる英語を心がける!
Please を使わなくても今回のように、「Could you〜」や「Let me know when you get a chance.」といった表現を使うことで、相手への思いやりが伝わる英語になります。
私自身も上司とのやり取りの中で少しずつ学んでいる最中ですが、“丁寧=pleaseを足せばいい”ではないことを知ってから、英語でのお願いがぐっと自然になりました。
これから海外クライアントや外国人の同僚とやりとりする方にとって、少しでも参考になればうれしいです。


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